気になる物件価格の上下落のニュースもあるが、何といっても住宅ローンの金利は引き続きかなり低い水準。変動なら更に顕著だ。
よく「高いから物件買うの待とう」という人もいるが、5年まって価格が落ち着いたとしても金利も変わっている。総支払額が今と同程度だったとしたら、「5歳年を重ねただけ」となる。
いずれにせよ、将来の物件価格もローンの金利変動もズバリを予測するのは難しい。
現在の変動金利のメリットはズバリ低金利。デメリットは将来の金利上昇。
「低い時ほど固定金利を選べ」
「アグレッシブに変動金利だ」
様々な意見がある。答えはそれぞれにあるので、人やこのようなサイトの意見はあくまで参考に、最終的には自分の性格と合わせて選択するべきだろう。
今回は「固定金利」「変動金利」でとても前向きなチャレンジをしているネット系住宅ローンをピックアップしてみる。
固定金利に強い住宅ローンランキング
金利の基準は毎月変動している。
それには左右されない商品「固定金利」で勝負している金融機関を3つ比較する。自分ならこのどこかを選ぶ。確定はもちろんないが、比較しておそらくこの3行であれば固定金利での大失敗リスクは限りなく低いと改めて感じた。
購入を考えはじめた、特に初動層には「仮審査(事前審査)」を先に行って物件を決めていくことをおススメする。自分が借りられる金額を先に知っておくのは「自分の為」くわえて「不動産会社の意気込みの為」である。9割の買主はこれを知らない。
購入物件が決まってきた層には「本審査」を見据えた銀行選びを。仮審査で通って本審査で落ちたら元も子もない。
くれぐれも「「最新の金利」は公式サイトで確認を。
1位:ARUHI(アルヒ)
(ARUHIロゴ。リンク)
言わずと知れた「フラット35シェアNo.1」。実店舗での相談も可能
世の中の固定金利商品には「10年固定」「20年固定」「35年固定」など様々な種類がある。この中で、20年を超える長期間の固定金利を考慮する場合は、「住宅金融支援機構」が展開する「フラット35」の活用にかなりのメリットがある。
※ARUHI(アルヒ)は「銀行」ではなく、住宅ローン商品をメインとしてあつかっている「モーゲージバンク」。なので通帳は無い。
逆に20年をしたまわる短期間の固定金利商品であれば、民間の住宅ローンも強みを持っている銀行はある。
ARUHI(アルヒ)は、長期の固定金利では申込数、実行数も安定しており、借入する個人にとっても、繰り上げ返済手数料無料などメリット多数。更にネットから審査を申し込むと保証料もお得に。
クイック事前審査だと審査結果は即日~数日。とにかく早く「自分がいくら借りられるか」の目安をつけることができる。
(URL→準備中)
2位:楽天銀行
(楽天ロゴ。リンク)
全体を通して業界最低水準の金利
各社と拮抗し、「業界最低金利のフラット35」として積極的に展開している楽天銀行。ARUHIと楽天銀行。実質フラット35のTOP2と言えるだろう。
変動金利がさらに金利が低いと書いたが、楽天銀行では変動金利+フラット35のミックス商品もラインナップに。「変動+固定」というバランス型のプランを考えたい場合におススメ。
審査結果は最短3営業日なのでここも早い。長期の固定金利フラット35では少しARUHI(アルヒ)が優位。ハイブリットであれば楽天も一考。あと、楽天会員の方も。
3位:じぶん銀行
ここでの特徴は「団体信用生命保険」いわゆる「団信」に注目。
がんと診断されるだけで、残りの住宅ローンが半分になる。
がんと診断されるだけで、残りの住宅ローンが半分に。上乗せ金利なし!
ネット系住宅ローンで特に変動金利は激しい金利競争。メガバンクに比べればじぶん銀行は抜きんでている。その中で、他とは異なる価値を提供しているのが、じぶん銀行のがん診断保障型の住宅ローン。
日本の実情として、がんは「万が一ではない。2分の1である。」。がんに対するリスクに備えるべき国民性と言っても過言でなないだけに、商品に注目したい。
※じぶん銀行は、三菱UFJ銀行とKDDI共同出資のインターネット銀行。
じぶん銀行住宅ローンの3つのメリット
「がん50%保障団信」は、金利上乗せなし、いわば無料での付帯。概要を見てみる。
メリット1 「がん」の診断のみで残高半額
通常の団信は「就業不能」つまり全く働けない状態になってはじめて返済額がカバーされる。「がん」と診断を受けた時点でカバーされるというのが最大の特徴だ。
がんも働きながら通院治療するのが当たり前な時代。診断だけで免除されるのはやはり大きなメリットだろう。
メリット2 がん保険と比較しても有効な団信
通常のがん保険では、「がん」と診断されて一時金であれば100万円、手術費用が20万円など。そして入院費用日額1万円というような形が一般的だ。
じぶん銀行住宅ローンの保障は目先の一時金ではなく、将来にわたって残債の1/2がカバーされること。
例えば、ローンの残りが2,000万円あれば、1,000万円は無くなる。働きながらこの減額を享受できる。
メリット3 金利上乗せなどで保険料の追加がない
通常のがん保険を支払っているとすればそれなりの負担になる。
月額3,000円のがん保険を10年間払っていると36万円。
この、「がん50%保障団信」は無料付帯なので、生涯保険料の負担がない。かつ、3,000円払っているがん保険の見直しも同時にできるかもしれない。
※金利0.2%上乗せで「がん100%保障団信」を選択することも可能。これも大きな安心となるだろう。
メリット4 金利は最高水準を確保
※各行の最優遇条件を満たした場合。
変動金利(2019.5.1現在) | |
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金融機関名 | 融資金利(年利 新規借り入れ 全期間引下げ型) |
住信SBIネット銀行 | 0.447% |
じぶん銀行 | 0.457% |
楽天銀行 | 0.527% |
ほぼ最高の金利水準でありながら「保障の内容」が一歩リードしているイメージだ。
(じぶん仮審査バナー)
まとめ
銀行の融資仮審査。は自分が営業所長をやっている時代は結構重かった。営業マンが各お客さんに対し、複写の仮審査用紙に何枚も記入し押印し、結果がでるのも1週間。3日や即日で結果がでるようにもなってきたが審査精度があがらないこともあり、本審査で落ちることも。
今の申請はスマートフォンでも簡単にでき、必要な書類や準備するものも最低限で進めるサイトもある。気軽にできるようになり、回答も最短で即日~3日。虚偽申請などがなければ本審査の通過率もかなり良い。
冒頭に書いたが、不動産営業マンの裏事情としては、「仮審査を通過している買主」は格段に営業マンの中でのランクが上がる。良い物件が出たときや、交渉事になった時には、ほかの買主より融資がある程度固い買主から紹介したい。と思うのは営利企業としては当然の摂理だろう。
不動産会社に行って、物件がきまったときにその営業マンにまかせて住宅ローンを言われるがままに申し込む。そんな時代ではなくなってきた。
総合的に判断して、自身のライフプランに最も適した住宅ローンを自分で見つけ、自分の力で得を勝ち取っていく時代。
まずはどこでいくら借りられるかを知り、是非営業マンの中でのランクを上げて購入活動をしていくことをおススメする。
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